葛飾支部最高顧問・金玉男先生逝去
私財投じ郷土に奨学会設立、民族社会教育事業に貢献!
民団葛飾支部最高顧問である金玉男先生が3月13日、あの東日本大震災の2日後に息を引き取りました。享年97歳。20歳のとき裸一貫で日本に渡り小さなメッキ工場を立ち上げ事業家としての成功を収めるかたわら、在日同胞組織の発展に貢献、晩年は私財を投じて郷土の恵まれない子供たちのために奨学事業を起こし奔走しておりました。金玉男先生は全羅南道宝城郡出身で住所を葛飾区四つ木におき1970年から2年間民団葛飾支部の第14代団長として活躍されました。韓国学校の財政委員を長く年務め民族学校の運営に献身。在日韓国学校理事長賞を数度受賞、また本国においても全羅南道教育長賞など数多くの受賞がものがたるように、民族社会教育事業においておおいに貢献しました。 
このような実績が認められ、1994年12月30日、金泳三大統領より大統領賞を受賞。支部運営や組織活動に苦言を呈すことが多いが、支部行事にはかならず参加また援助を惜しまない、頼れる顧問の一人として若い人に慕われていまいました。李徳和団長はじめ支部役員も昨年から何度も先生を訪ねていきましたが、足は若干不自由なものの、これからも奨学事業への意欲を語る先生の姿にこれほど早く逝くとは本当に信じられませんでした。3月15日、自宅で行われたお通夜には20名ほどの支部役員が弔問に伺いました。まるで眠っているかのような安らかな先生の表情は、私たちの悲しみを拭い去ってくれました。先生が人生の基本とされた12か条の書は支部にしっかりと残っております。先生の崇高な民族精神とその人生観の礎となったこの12か条の遺訓は私たちの記憶に永遠に生き続けることでしょう。
これまで民団新聞に金玉男先生の記事が9回掲載されました。下記のURLをクリックしてご覧ください。今までの奨学事業の足跡をたどることができます。
http://www.mindan.org/front/newsList.php?keyword=%B6%E2%B6%CC%C3%CB